貴方の足に銀の足かせをつけましょう
外からは深々と降り続ける雪の音。
窓からはわずかな光が差し込み、薄暗い室内を照らし出す。
憂うでもなく、愉悦でもなく、ただ小さく笑みを浮かべるのは繋がれた鳥。
繋ぎ止めるにしては細くて華麗な鎖が、その足元から小さな音を立てる。
しゃらり
あなたの羽根を千切り棄ててしまいましょう
かつて主が残していった影は、いいのか、とだけ聞いた。
何の否やがあろう。
愛し子が生きることを選んでくれたのだ。
―――――たとえそれがどんな形であろうとも。
あなたの足に銀の足かせをはめましょう
同じ過ちを犯さないように
あなたの羽根を千切り棄ててしまいましょう
もうどこへも飛び立てないように...
楽しかった・・・!!(描くのがというより考えるのが)
明るくほのぼのも好きですが、暗くて狂気じみたのも大好き。
執着という点では花→玄でも言えるんだと思いますが、花白だとどうしても子供の独占欲みたいな感じがするのです。
玄冬はぶちぎれたら何するか分かんない感じがよい。(何それ)